この記事では躰道の昇級・昇段で欠かせない審査の学科問題を掲載しています。
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【4・5級】 昇級審査問題
躰道の昇級審査で4級・5級を受審する際の試験問題です。
問題文をクリックorタップすると回答が表示されます。
是非、活用してください。
- 1.躰道の指導理念は、実技で効果を求める方法と、社会で行為を実践する方法のなかから生まれた。その方法は如何なる順序を経て行われるべきか。
- (回答)
実技は、運足・操体・制法・極技・原態の順序で
行為では思考・判断・方法・結果・反省の順序で行う。
- 2.実技展開の場合は、「二の足」の用法が大へん重視されている。その用途はどこにあるか、3つあげよ。
- (回答)
間合いを取る
方向を決める
速度を加える
- 3.躰道では外功と内功の一体化を考えて基本技が構成されている。外功と内功とはどういうことか。
- (回答)
外功とは、実技として外へ現れる技で威力面の効果、
内功とは、体機能や臓器が運動によって発達する効果。
- 4.実技展開は攻防両体がつねに一致していなければならない。その面から『添え手』はなぜ必要か。
- (回答)
添え手は、攻防の時に隙を防ぎ、誘導に使用する事ができるので重要な役割を果たす。
- 5.動功五戒のなかに、旋技を行う場合の『楕円降下』という言葉がある。どんなことを注意しているか。
- (回答)
旋技で独楽状に体を回す時、同位置で回るのではなく、前進後退しながら身を低くしていく事を注意している。
- 6.躰道では、実技を展開するときに守らなければならない前提条件がある。その条件とは何か。
- (回答)
自己いわゆる目標を処置する事が前提条件。つまり旋状・運状・変状・捻状・転状などの運動をし、攻防の体制を整えて攻撃をするとの前提条件。
- 7.躰道の物理像、生理像、心理像、情緒像をつくる場合に如何なる訓練法が考えられているか。
- (回答)
物理像は、条件反射に基づく訓練法
生理像は、運動生理に基づく訓練法
心理像は、意思体験に基づく訓練法
情緒像は、運動知覚に基づく訓練法
- 8.実技の展開方法は運動空間の次元によって制限させれる。躰道で動くには何次元の運動空間を必要とするか。
- (回答)
三次元の運動空間
- 9.実技が力本位にならないようにするには如何なる点に注意して訓練するか。
- (回答)
実技が直線的・方便的・感情的にならぬように、学究的、多角的、理性的な態度で訓練する。
- 10.武道の攻防時における行動法則と、躰道の『体』、『制』、『玄』の法形とはどんな関係にあるか。
- (回答)
体の法形は『対の先』を主体にできている。
制の法形は『後の先』を主体にできている。
玄の法形は『先の先』を主体にできている。
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